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5/21 G8 SUMMITの退潮
●キャンプデービッドの首脳8人 の写真がある。1975年のフランス、西ドイツ、イタリア、日本、イギリスおよびアメリカのG6、翌年の1976年にはカナダが入ってのG7、1998年からロシアが正式加入でG8へ。一方世界金融危機の深刻化を受けて、2008年からは20ヶ国・地域首脳会合(G20 Summit)も開催されている。正式名称は「金融・世界経済に関する首脳会合」(Summit on Financial Markets and the World Economy)であるが、金融サミットとも呼ばれる。この中には中国・韓国・ブラジル・インド・インドネシア・豪州・メキシコ・サウジアラビア・トルコ・南アなどが含まれ、世界のGDPの90%を占める。もう世界はG8時代からG20へ移った。かっての国際社会主導は影をひそめた。それはもちろん経済力の相対的低下による。だから今回も世界的な経済不況、とくにEUの財政危機の中での会議も戦略的具体性を欠いた。みんな自国のうつむき課題の整理と今年から来年にかけて各国が国政選挙の年でもあるからだ。ただその中でこれまでの欧州危機を端緒とする財政一辺倒から経済成長や景気にも配慮する姿勢が打ち出された。 まさに成長と財政の両立を迫られているのは概ね共通しているからだ。 財政規律論者に近い野田首相はこれをフォローの風にして差し迫る国内政治へ立ち向かうことになる。 日本も財政論議一点張りで国内論議は硬直しているが、この中でこれまでも言われてきた成長のかじ取りをいかに消費税と整合性を高めるかが焦点の移動となってきた。ただそのためにまずは消費税ありきだけでは政権の展望は開けないだろう。 ましてや国際世論で国内政治がバックアップされるものでもない。 やはり政権の強い意志表示が無ければ進まない。 http://www.new-life-club.com/bizdoor/ http://www.amazon.co.jp/?_encoding=UTF8&tag=dy0077-22 http://event.rakuten.co.jp/interior/coolbedclothes/?scid=afb_007877 PR |
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